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睡眠と運動

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睡眠と運動

意外な結果・・・
なぜ、今回睡眠と運動を関連付けたのか?
それは、運動が睡眠不足に対してかなり効果的であることが証明されたためです。

眠ることに関しての現状

2019年の睡眠調査によると平均睡眠時間の最も多かった回答は「6時間以上、7時間未満」

睡眠時間の平均は約7時間。年々6時間未満の人が増加傾向であるとされています。

その中で日本における不眠症有病率は男性12.2%,女性14.6%と報告されており無視できない状況になりつつあります。

不眠が身体に引き起こす影響

・睡眠時間や睡眠の質の低下は肥満になりやすい。

・睡眠時間の低下は自律神経機能を低下させ抑うつや不安になりやすい。

・加齢に伴い睡眠時間や睡眠の質が低下するとサルコペニアの発症リスクが増加する。

脳機能への影響

・注意に対しての反応速度が落ちる。
・動くものを追うことが難しくなる。
・課題を段取りよくこなすことが難しくなる。

睡眠不足は身体全体に悪影響を及ぼしパフォーマンスが大幅に落ちます。

エビデンスに基づく効果

急性的な身体活動は睡眠状態の改善に効果があることがわかりました。

「中等度から高強度の有酸素運動および筋トレは睡眠状態の改善に効果的」

また、慢性的な不眠症に対して急性的な身体活動及び定期的な身体活動はその後の睡眠の状態の改善に有用であるとされています。

裏付けとして
世界保健機関であるWHOは2020年のWHO guidelines on physical activity and sedentary behaviour(身体活動・座位行動ガイドライン)を発表
1週間に150分~300分の中等度の身体活動、もしくは75~150分の激しい身体活動を推奨している。

推奨であるが睡眠の改善に非常に効果的であると考えられます。

運動の種類は何が良いのか?

最も効果的な運動に関しては現在のところ明らかになっていません。

しかし、システマティックレビューおよびメタ解析でのポジティブ効果のある運動はいくつか提唱されています。


有酸素運動、レジスタンス運動、太極拳、ヨガ

上記の内容に関しては効果的であると推奨されております。

おわりに

"睡眠"私たちの健康と幸福に欠かせない重要な要素の一つです。

日常生活において、これらの健康習慣を適切に取り入れることは、体調管理やストレス軽減、エネルギーの向上など、多くの利点をもたらします。
今回の内容が睡眠と運動が私たちの身体と精神に及ぼす影響について探求し、健康的な生活をサポートするためのヒントにつながれば幸いです!

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Jogging Pony

私は理学療法士としての専門知識を活かし、現在はフィットネス事業と通所リハビリテーション事業に情熱を注いでいます。理学療法士としての経験を生かし、個々のニーズに合った運動プログラムを提供し、健康なライフスタイルをサポートすることを使命としています。通所リハビリテーション事業では、リハビリプロセスを通じて利用者様の健康と生活の質を向上させるお手伝いをしています。

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